プロが作るカチュッコのレシピ!リヴォルノ風魚介の赤ワイン煮込み

魚料理
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カチュッコとは?

カチュッコとは、フィレンツェで有名なトスカーナ州の西沿岸部の街リヴォルノの郷土料理
丸魚にムール貝やエビ、タコや小型のイカなどの魚介と一緒にごった煮にしたような漁師料理です。
イタリア語でCacciuccoと書き、Cが5つあることから、最低でも5種類は魚介を使うといったルールがあります。
最大の特徴は赤ワインを使って作る魚介の煮込みということ
イタリアの海沿いの街には魚介の煮込み料理がよく見られますが、赤ワインを使って煮込むのはこのカチュッコぐらい。

魚介はホウボウやカサゴ、メバルに、ヒイカやイイダコのような小型のものを丸ごと使います。
小型のイカ、タコのミソが溶け出すことで濃厚で旨みたっぷりに仕上がる煮込み料理です。

カチュッコのレシピ

【お好みの魚介ここでは以下を使用】
・鯛やメバル 1切
・ハマグリ 1〜2個
・アサリ 6個
・タコ足 2本
・ホタルイカ 100g

【煮込みのソースベース】
・トマト缶 300g
・赤ワイン 200g
・ピュアオリーブオイル 60g
・ニンニク 1片
・玉葱 120g
・セロリ 80g
・タイム 2枝
・魚のブロード 200g
下準備

・ホタルイカは目、口、軟骨を取り除く。
・タコは塩で揉んでぬめりをとる。
・ニンニクはみじん切り。玉葱、セロリは少し大きめにみじん切り。
・ホールタイプのトマト缶は濾しておく。

魚のブロードのレシピはこちらをご覧ください

作り方

1.鍋にピュアオリーブオイルとニンニクを入れ香り出しをしていきます。

香ばしい香りが出たら玉葱、セロリを加え、中火で甘みが出るまでソテーします。

2.玉葱、セロリに甘みが出たら、ぶつ切りにしたタコとホタルイカを入れます。

タコの表面に火が入り白っぽくなったら赤ワインを注ぎ入れ、強火で少し煮立てます。

3.トマト缶と魚のブロード、タイムを加え、フタをして3時間弱火で煮込んでいきます。

4. 3時間後。ホタルイカのミソ、タコの皮が煮溶けた状態。

ここに鯛、アサリ、ハマグリを入れフタをして火入れします。
魚に火が入り、ハマグリが開いたらOK。

5.お皿に盛り、EXVオリーブオイルとイタリアンパセリをかけ、焼いたパンを添えて完成です。

ワインはロゼや、同じトスカーナ州のブドウ品種サンジョベーゼなんかとよく合います。

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