ピエモンテ風チョコプリン“ボネ”とは?意味やレシピ、作り方をご紹介!

ドルチェ
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ボネとは?

ボネ(Bonet)とは北イタリア・ピエモンテ州の郷土菓子。ピエモンテでは方言で O をウと発音することが多く、現地では「ブネ」と呼ばれています。

イタリアのチョコレート産業の中心地であるピエモンテらしい、カカオの風味をつけたプリンで、「アマレッティ」というアマレット(杏の核のお酒)の香りがする焼き菓子を砕いて混ぜ込むのが特徴。
プリン同様、キャラメルソースや泡立てた生クリームを添えて食べるのが一般的です。

こちらが「アマレッティ」です。

ボネという名前は、円形の山高帽子を意味するイタリア語ボネット/Bonettoが由来とされており、その形に似せてクグロフ型のような少し高さのある型で作られたりします。

ボネのレシピ

【100ml入りのプリンカップ8個分】
・牛乳 500g
・エスプレッソ 60g
(ショート2杯分。なければコーヒーの粉20gで代用可)
・アマレッティ 70g
・卵 3個
・カカオパウダー 30g
・グラニュー糖 100g
・ダークラム酒 20g
・マルサラワイン 20g

【キャラメルソース】
・グラニュー糖 100g
・水 30g

作り方

1.まずはキャラメルソースを先に作ります。
手鍋にグラニュー糖を入れて火にかけて焦がしていきます。

鍋を揺すりながら均一に色付けていき、しっかり茶色になったら火を止めフタをして、その隙間から一気に水を注ぎ込んだら素早くフタを戻します。

※水を加えた途端に熱々のキャラメルが飛び散り、大惨事になるのでフタは必須です。

2.出来上がったキャラメルを熱いうちにプリンカップに流し入れます。

底に隙間ができないように流し入れることでプリンを型から出す時に綺麗に外せます。

3.ボネを作っていきます。
カカオパウダーとグラニュー糖は合わせて混ぜておき、卵は溶いておきます。

鍋に牛乳を入れて沸騰直前になったら砕いたアマレッティとダークラム酒、マルサラワインを入れて泡立て器で混ぜ、アマレッティをふやかしておきます。

4.カカオパウダーとグラニュー糖を合わせたボールに溶いた卵を少しづつ加え、ダマにならないようすり混ぜます。

そこに3の牛乳を少しづつ加えて混ぜ合わせたらベースの完成です。

5.出来上がったベースをザルで濾してから2のプリンカップに流し込み、お湯を張ったバットに並べて160°のオーブンで25分湯煎焼きにします。

6.焼き上がり。
一晩冷やしたら、型の周りに沿ってナイフを一周入れ、ひっくり返して盛り付けます。

底に流し込んだキャラメルもいい感じになって一緒に出てきてくれます。

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